
カナダ人必見!欧州ETIAS渡航認証、2026年後半に料金が3倍へ - 事前申請で賢く旅行計画を
カナダからイタリアやフランスなどのヨーロッパ諸国への旅行を計画している方にとって、朗報とは言えない情報が入ってきました。欧州委員会(EC)は、欧州旅行情報認証システム(ETIAS)の申請手数料を大幅に引き上げることを発表しました。この変更は、2026年後半に実施される見込みで、カナダ人旅行者はこれまでよりも約3倍の費用を支払う必要が出てきます。
ETIASとは?その目的と変更点
ETIASの概要
ETIASは、シェンゲン協定加盟国など、ビザなしで入国できる非EU市民のための新しい旅行認証システムです。主に、テロやその他のセキュリティリスクを未然に防ぐことを目的としており、カナダ、アメリカ、イギリスなど59カ国からの旅行者が対象となります。このシステムは、旅行者の身元、渡航歴、犯罪歴などの情報を事前に収集・審査します。
手数料の引き上げとその理由
当初、ETIASの申請手数料は7ユーロ(約11.30カナダドル)とされていましたが、2026年後半からは20ユーロ(約32.29カナダドル)に引き上げられます。ECによると、この値上げは2018年以降のインフレによる影響や、システムの運用コストの増加が主な理由です。また、イギリスのETA(16ポンド、約29.80カナダドル)やアメリカのESTA(40.27米ドル、約54.97カナダドル)といった、類似の渡航認証プログラムの手数料との整合性を図る目的もあります。
申請プロセスと有効期間
ETIASの申請には、氏名、生年月日、国籍、住所、両親の名前、メールアドレス、電話番号などの個人情報に加え、パスポートの詳細、学歴、職歴、渡航予定国、過去の犯罪歴や紛争地域への渡航歴などが求められます。ほとんどの申請は数分で処理される見込みですが、追加情報が必要な場合や審査に時間を要する場合には、最大で30日間かかることもあります。一度承認されると、ETIASは3年間、またはパスポートの有効期限のいずれか早い方まで有効となります。
ETIAS手数料改定がカナダ人旅行者に与える影響と今後の対策
旅行コスト増加への対応
ETIAS手数料の約3倍への値上げは、ヨーロッパ旅行を計画しているカナダ人にとって、旅行費用に追加の負担となります。特に、予算を重視する旅行者にとっては、渡航先の選択肢や旅行計画の見直しを迫られる可能性があります。しかし、3年間の有効期間を考慮すると、一度申請すれば複数回の渡航に利用できるため、長期的な視点での計画が重要になります。
賢い旅行計画の重要性
ETIASは、申請から承認まで時間がかかる場合があるため、渡航予定日よりも十分に余裕をもって申請することが推奨されます。これにより、予期せぬ遅延による旅行計画への影響を防ぐことができます。また、パスポートの有効期限も確認し、ETIASの有効期間内にパスポートが失効しないように注意が必要です。
国際的な旅行管理の進化
ETIASの導入と手数料の改定は、国際的な旅行におけるセキュリティ管理がますます強化されている現状を示しています。今後、他の国々でも同様の電子渡航認証システムが導入される可能性があり、旅行者はこれらの追加費用を考慮した上で、旅行計画を立てる必要が出てくるでしょう。これは、国際旅行がより管理され、場合によっては費用が増加する傾向にあることを示唆しています。