
レゴフレンズ2026年新セット解禁!多様なキャラクターと進化する世界観に注目
2026年1月に発売されるレゴフレンズシリーズの最新セット情報が公開されました。毎年進化を続けるレゴフレンズは、今回も魅力的な新キャラクター、新しい動物のモールド、そして多様なテーマのセットを幅広く展開します。本記事では、注目の新セットの詳細と、シリーズが示す新たな価値観について掘り下げていきます。
注目の新セットと詳細
レゴフレンズ2026年新セットは、価格帯やテーマの多様性が魅力です。特に、新しい動物モールドはコレクターや子供たちにとって見逃せないポイントとなっています。
新しい動物モールドと手頃な価格設定
「42681 Axolotl Adventure Boat」は、95ピースで9.99ユーロという手頃な価格で、可愛らしい axolotl のモールドが含まれています。これは、昨年のコーギー犬のセットと同様に、新しい動物モールドを手軽に楽しめる機会を提供します。
大規模セットとコミュニティテーマ
「42687 Liann's Family House」は946ピースで構成される大規模な家族の家をテーマにしたセットです。価格はユーロで69.99ユーロ、ポンドで£59.99、ドルで$69.99です。また、「42689 Heartlake City Friends Club House」は794ピースで、友人たちが集う活気あるクラブハウスを再現しています。
個性豊かなペット関連とプレイグラウンドセット
「42677 Dog Treats Bakery」や「42678 Pet Accessories Van」は、ペット愛好家向けのセットです。「42686 Fun Indoor Playground」は668ピースで、子供たちが楽しめる屋内プレイグラウンドを表現しています。
コレクター向けミニスーパーマーケット
「42680 Heartlake City Mini Supermarket」は176ピースながら、プリントパーツや新しいドアフレーム、ガラスパーツなど、コレクター心をくすぐるディテールが含まれています。
多様なキャラクター表現が示すレゴフレンズの進化
今回の新セット発表で注目すべきは、キャラクターデザインにおける多様性とインクルージョンへの配慮です。
インクルーシブなキャラクターデザイン
一部のキャラクターには、生まれつき左手がない、あるいは後肢がない犬のキャラクターが登場します。これは、現実世界における様々な状況を反映し、多様な価値観を子供たちに伝えるというレゴの意図的なデザインと考えられます。例えば、Autumn(ミアの娘)が左手を欠いている設定や、Novaの犬が車椅子を使用している描写は、インクルーシブな社会の実現に向けたメッセージを含んでいます。
価格設定の戦略とターゲット層の拡大
近年、レゴ製品全体でピース単価が上昇傾向にある中で、レゴフレンズシリーズは手頃な価格帯で魅力的なセットを提供し続けています。特に、新しい動物モールドを手軽な価格で提供することは、新規顧客層の獲得やライトユーザーへのアピールという点で戦略的です。Friendsシリーズは、ライセンス製品や18+製品に比べて、手頃な価格で質の高いセットを提供しており、レゴの中でも重要な位置を占めています。
シリーズの成熟と将来への期待
レゴフレンズシリーズは、当初のターゲット層であった子供たちが成長し、新たな世代へと引き継がれる中で、物語性やキャラクター設定も進化を続けています。オリジナルのキャラクターが大人になり、新しい世代のメインキャラクターが登場するなど、シリーズは20年近くにわたり革新を続けてきました。長年のファンとしては、トレインや駅といった、まだ実現されていない大型セットの登場も期待されています。今後も、多様なキャラクターや社会情勢を反映したテーマを取り入れながら、多くのファンを魅了し続けることが期待されます。