
ディズニー新エリア「カーズ&ヴィランズ・ランド」の全貌判明!建物の大きさ・配置から読み解く未来のパーク体験
ディズニー・ワールドのマジックキングダムにて、大規模な拡張計画が進行中です。フロンティアランドには、人気映画『カーズ』の世界をテーマにした「ピストン・ピーク」と、ディズニーの悪役たちに焦点を当てた「ヴィランズ・ランド」という2つの新エリアが建設される予定です。フロリダ州環境保護局(FDEP)に提出された最新の申請書類により、これらの新エリアの建物配置や規模に関する詳細が明らかになり、今後のパーク体験の進化を示唆しています。
マジックキングダム拡張計画、新エリアの詳細が明らかに
ディズニー・ワールドは、マジックキングダムのフロンティアランドに「カーズ」の世界をテーマにした「ピストン・ピーク」と、悪役キャラクターに焦点を当てた「ヴィランズ・ランド」という2つの新エリアを建設する計画を進めています。今回公開されたFDEPへの申請書類は、これらのエリアの具体的なレイアウトと規模を示しており、これまでの断片的な情報に比べて、計画の全貌がより明確になりました。
「ピストン・ピーク」:カーズの世界を忠実に再現
「ピストン・ピーク」エリアには、主に2つの建物が配置される予定です。「カーズ」の世界観を忠実に再現するため、アトラクションや関連施設が巧みに設計されています。特に注目されるのは、コンセプトアートでは詳細が不明瞭だったフラットライド用の建物と、ロックワークに覆われたマルチフロアの屋内・屋外併用型Eチケットアトラクション用の建物です。これらの建物は、「カーズ」の世界にゲストを深く没入させるための重要な要素となるでしょう。申請書類によると、これらのエリアは、概算で14エーカー以上の敷地に建設される予定です。
「ヴィランズ・ランド」:ダークで壮大なスケールの体験
「ヴィランズ・ランド」は、2つの主要アトラクションに加え、ダイニングやショッピング施設を備えた、これまでにないダークで壮大なスケールのエリアとなる予定です。申請書類には、長方形の建物や2つの巨大な建物が含まれており、これらは屋外ローラーコースターのロードステーション、レストラン、ショップ、あるいは主要アトラクションとして機能すると推測されています。特に巨大な建物については、その用途について様々な憶測を呼んでおり、ゲストにユニークでスリリングな体験を提供することが期待されます。このエリアには、合計8つの建物が記載されており、これらは4つのアトラクション、レストラン、ショップ、バックステージ施設などが含まれるためと考えられます。
施設規模と収容能力:ゲスト体験の最大化を目指して
今回の申請には、合計8つの建物が記載されており、これらは4つのアトラクションに加え、レストラン、ショップ、バックステージ施設などが含まれるためと考えられます。特に主要アトラクションのショービルディングは83,000平方フィートという広大な規模を誇り、これは「スター・ウォーズ:ライズ・オブ・ザ・レジスタンス」のショービルディングに匹敵します。拡張エリア全体の最大収容能力は9,316名と計算されており、多数のゲストが快適に楽しめるよう、綿密な計画が立てられています。
ディズニーの拡張戦略に見る、未来への布石
今回明らかになった「ピストン・ピーク」と「ヴィランズ・ランド」の建設計画は、ディズニーがテーマパーク体験をどのように進化させようとしているのかを示す、重要な指標となります。限られたスペースを最大限に活用し、複数のアトラクションやエンターテイメント施設を効果的に配置する戦略は、ゲスト一人あたりの体験価値を最大化すると同時に、将来的な拡張にも柔軟に対応できる洗練された都市計画的なアプローチと言えます。
悪役キャラクターに焦点を当てる、新たな物語体験へのシフト
「ヴィランズ・ランド」という名称は、ディズニーが「悪役」というキャラクターにこれまで以上に焦点を当て、ゲストにユニークでスリリングな体験を提供しようとしていることを明確に示しています。近年の「スター・ウォーズ」や「アバター」のように、より複雑でダークなテーマをフィーチャーする傾向は、「ヴィランズ・ランド」によってさらに加速し、ゲストを物語の深淵へと誘う、これまでにない没入感のある体験を提供する可能性を秘めています。
新時代のテーマパーク体験:パンデミック後の進化
近年のパンデミックの経験は、テーマパークの運営や設計にも大きな影響を与えています。屋外型アトラクションの重視、非接触型サービスの導入、より広々とした空間設計などが、今後のパークデザインのトレンドとなる可能性があります。「ピストン・ピーク」と「ヴィランズ・ランド」の計画が、こうした新しい時代のニーズをどの程度反映しているのか、今後の続報に注目が集まります。特に、屋外アトラクションの割合や、アトラクション間の動線設計などは、新たな時代のテーマパーク体験のあり方を示す重要な指標となるでしょう。