
【2026年】バスルームは「個性」と「機能」で進化!注目トレンド6選で理想の空間へ
2026年注目のバスルームトレンド6選
アンバーカラーのタイル
昨年はバーガンディのゼリーチタイルが人気でしたが、今年はアンバー、キャラメル、アースカラーのマスタードが主流です。この温かみのある色合いのタイルは、様々なスタイルに合わせやすく、モダンでありながら暖かく、グラフィカルでニュートラルな空間を演出します。テラコッタに近い色合いも、深いブルーなどの他の色合いのタイルと組み合わせることで、より魅力的な空間を生み出します。タイルだけでなく、ペイントでもこの色が取り入れられており、オークシブラインのような高級感のある素材とも調和します。
個性的なカラー配管
一昔前は白が標準とされていましたが、近年ではカラフルな配管が注目されています。トイレのような目立つアイテムだけでなく、蛇口やハンドルの色でアクセントを加えることも可能です。例えば、鮮やかな赤色の蛇口は、ベージュと白を基調とした空間に遊び心と若々しさをプラスします。部分的に色を取り入れたアイテム、例えば鋳鉄製の農家風シンクなども、個性を演出するのに役立ちます。ヴィンテージのバターイエローのシンクとアンバーカラーのタイルを組み合わせることで、70年代のレトロな雰囲気と現代的なデザインが融合した空間も生まれます。
洗練されたビルトイン浴槽
一時期は独立型バスタブが高級バスルームの象徴でしたが、近年ではビルトイン浴槽が再び注目されています。特にプライマリスイートでの使用が増えており、浴槽周りのスペースを収納や装飾に活用できる点が魅力です。床や壁に使用した大判の石材を浴槽周りにも用いることで、シームレスで統一感のあるデザインを実現できます。また、小さな黄色のタイルを浴槽周りに施すことで、意図的なデザインのアクセントとなり、空間に独自性を与えます。
プライバシーと光を両立するフロステッドガラス
シャワールームのデザインにおいて、ガラスのディテールは重要です。フロステッドガラス(すりガラス)は、適度なプライバシーを保ちつつ光を通し、水滴の跡を目立たなくする効果があります。特に、縦のラインが入ったフロステッドガラスは、現代的なバスルームに texture を加え、光の拡散を美しく見せます。フレームに色を取り入れることで、ガラスの壁が部屋のデザインの主役になります。また、フロステッドガラスはモダンな空間だけでなく、伝統的なデザインにも取り入れることができ、多様なスタイルに対応します。
自然の美しさを取り入れたストーンシンク
自然な風合いを生かした石のシンクは、シンプルさ、高級感、そしてインパクトのあるビジュアルストーリーを両立させます。ピンク系の石材を使ったシンクは、壁付けの蛇口と組み合わせることで、石の素材感を際立たせます。深みのあるティールカラーの石材シンクとカウンターは、洗練された高級感を演出し、わずかな縁のディテールが水の飛散を防ぎます。エッジが自然なままの石材シンクは、ラグジュアリーな空間に素朴な質感を加え、洗練された空間との対比が魅力的です。
機能性とデザイン性を兼ね備えたバスルームアイランド
バスルームアイランドとは、シンクやシャワーなどの主要な設備を設置するための独立したユニットのことです。これにより、壁際のスペースを有効活用したり、従来では難しかった配置が可能になります。例えば、フロステッドガラスやストーンシンクと組み合わせたフローティングバニティは、壁のスペースを節約し、天井からの構造で鏡を支えることができます。シャワーアイランドという斬新なコンセプトは、部屋の中心に配置することで、壁面を収納やディスプレイ、独立した洗面スペースとして活用できます。
2026年バスルームトレンドに見る、ミニマリズムと個性の共存
個性を重視する時代における「脱・無難」のデザイン
2026年のバスルームトレンドは、単に新しい素材や色を取り入れるだけでなく、住む人の個性やライフスタイルを反映させる方向へとシフトしていることを示唆しています。アンバーカラーのタイルやカラフルな配管、ストーンシンクといった要素は、画一的な「無難な」デザインからの脱却を促し、バスルームを自己表現の空間へと昇華させます。特に、多様な色合いや素材感を持つストーンシンクは、自然のユニークさを取り込み、唯一無二の空間を創造する可能性を秘めています。これらのトレンドは、画一的な美しさよりも、自分らしさを大切にする現代の価値観を反映していると言えるでしょう。
機能性と美観を両立させる空間設計の進化
ビルトイン浴槽やバスルームアイランドといったトレンドは、限られた空間を最大限に活用し、機能性と美観を両立させるための空間設計の進化を示しています。特にバスルームアイランドは、従来のバスルームの概念を覆し、シンクやシャワーを部屋の中心に配置することで、新たな動線や収納スペースを生み出します。フロステッドガラスは、プライバシーと採光という相反する要素を巧みにコントロールし、快適なバスルーム環境を提供します。これらの工夫は、単に美しいだけでなく、日々の生活をより豊かで快適にするための、計算されたデザインアプローチと言えます。
サステナビリティとデザインの融合への期待
今回のトレンド全体を通して、素材の選択やデザインの持続性についても考察の余地があります。例えば、天然石をそのまま活かしたシンクや、時代を超えて愛されるデザイン(70年代風のシンクと現代的なタイルの組み合わせなど)は、サステナブルな視点とも重なります。今後、バスルームデザインにおいては、単なる審美性だけでなく、素材の調達から廃棄までのライフサイクル全体を考慮した、より地球に優しいアプローチが求められるようになるでしょう。こうしたトレンドの背景には、環境意識の高まりも無意識のうちに影響していると考えられます。