
歴史的建築「kudan house」でアートの価値と流通に出会う「CURATION⇄FAIR Tokyo 2026」開催!
2026年1月23日(金)から2月15日(日)まで、登録有形文化財である「kudan house」にて、第3回目となる「CURATION⇄FAIR Tokyo」が開催されます。本イベントは、作品の背景にある「価値」と、社会と交わる「流通」をつなぐアートの試みとして、歴史ある建築空間を舞台に、展覧会、トークプログラム、アートフェアを通じて、訪れる人々に新鮮な発見と多彩な体験を提供します。
歴史的建築「kudan house」がアート体験を豊かに彩る
展覧会:「美しさ、あいまいさ、時と場合に依る」最終章
キュレーター遠藤水城氏が手掛ける本展は、今回で最終章を迎えます。雨宮庸介氏、五月女哲平氏をはじめ、李朝白磁から近代洋画まで、多様な作品が「kudan house」の歴史的建築と融合し、過去と現在が交錯するユニークな鑑賞体験を提供します。キュレーションによって味わうことのできる特別な現代美術体験をお楽しみください。
アートフェア:現代アートの最前線に触れる機会
ANOMALY、KANEGAE、しぶや黒田陶苑、TARO NASUなど、日本のアートシーンを牽引するギャラリーが参加するアートフェアが開催されます。来場者は、展示作品の購入機会を通じてアートマーケットの臨場感を味わえるほか、作家やギャラリーとの直接的な対話を通して、アートとの新たな関わり方を発見できるでしょう。
トークプログラム:アートへの理解を深める対話
会期中には、作家、キュレーター、ギャラリー関係者だけでなく、異分野のゲストも招いたトークプログラムが実施されます。作品の背景や制作プロセス、アートの価値について議論が交わされ、参加者がアートや社会との新たな関わり方を見つけるきっかけとなることが期待されます。
アートの価値と流通を再考する「CURATION⇄FAIR Tokyo」
空間とアートの相互作用がもたらす新たな体験
「CURATION⇄FAIR Tokyo」は、「kudan house」という歴史的建築を舞台に開催されることで、展示されるアート作品に深みを与え、鑑賞体験をより豊かなものにします。古き良き建築と現代アートが呼応し合うことで、来場者は作品の背景にある「価値」をより深く感じ取ることができるはずです。これは、作品が置かれる文脈や歴史までをも含めて味わう、新たなアートとの向き合い方を提示しています。
アートフェアが変える「流通」のあり方
アートフェアは、作品の「流通」という側面を担っています。本イベントのように、展覧会とアートフェアを連動させることで、より多くの人々がアートに触れ、購入する機会を得られます。これは、アートマーケットの裾野を広げ、現代アートがより身近な存在になるための重要な一歩と言えるでしょう。また、ギャラリーや作家との直接的な交流は、作品のストーリーや作家の想いを知る機会となり、購入意欲だけでなく、アートへの理解と関心を深めることに繋がります。
「CURATION⇄FAIR Tokyo」が描くアートの未来像
本イベントは、アートの「価値」と「流通」を結びつけるというコンセプトを掲げ、歴史的建築というユニークな会場設定や、展覧会、アートフェア、トークプログラムを組み合わせた複合的なアプローチにより、アート体験の新たな可能性を提示しています。今後、このような歴史的建造物と現代アートの融合や、アートフェアと展覧会の連携がさらに進むことで、アートがより社会に開かれ、多様な人々がアートに親しむ機会が増えていくことが期待されます。それは、アートの新たな価値創造と、より豊かな文化の醸成に繋がるでしょう。