巨大すぎる128バイトUSBメモリ誕生!読んだら消える古代技術に現代Pi Picoで挑む

巨大すぎる128バイトUSBメモリ誕生!読んだら消える古代技術に現代Pi Picoで挑む

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A computing enthusiast has created a truly unique USB drive, notable for its immense size relative to its minuscule 128-byte storage capacity. This "dinner plate-sized" device revives the antiquated magnetic core memory technology, a predecessor to modern semiconductor memory, with the fascinating quirk that reading data erases it, necessitating a rewrite.

巨大な筐体と驚異的な低容量

このUSBドライブは、そのサイズからは想像もつかないほどの低容量、わずか128バイトしかデータを保存できません。これは、近年のストレージ技術の進歩からはかけ離れた、極めて特異な設計です。

古の技術「磁気コアメモリ」の採用

このドライブの低容量と巨大なサイズは、半導体以前の記憶技術である「磁気コアメモリ」を採用していることに起因します。この技術は、小さな磁性体リングにワイヤーを通してデータを記録するもので、現代の集積回路とは比較にならないほどの低密度です。

破壊的なリードプロセス

このデバイスの最も特異な点は、データを読み出すとそのデータが消去されてしまう「破壊的読み出し」を採用していることです。そのため、データの永続性を保つためには、読み出し後に即座にデータを再書き込みする必要があります。

現代技術との融合

一方で、このドライブは磁気コアメモリという古い技術と、Raspberry Pi Picoのような現代のマイクロコントローラーやインターフェースを組み合わせて実現されています。PicoはUSB機能の提供と、破壊的読み出し後の再書き込みサイクルの管理を担っています。

レトロ技術の探求が示す、記憶技術の進化と未来への示唆

実用性よりも挑戦意欲を掻き立てるプロジェクト

この128バイトのUSBドライブは、現代の基準から見れば実用性は皆無に等しいと言えます。しかし、このようなプロジェクトは「できるかどうか」という純粋な技術的探求心と、古い技術への敬意から生まれるものです。それは、単にデータを保存するだけでなく、技術の歴史を体験し、その本質を理解しようとする試みと言えるでしょう。

磁気コアメモリの意外な利点と現代への応用可能性

磁気コアメモリは、その低密度さや破壊的読み出しといった欠点を持つ一方で、放射線に対する高い耐性を持つという利点も指摘されています。現代の高度に集積化された半導体メモリが、特殊な環境下で脆弱性を示す可能性があることを考えると、特定のニッチな分野、例えば宇宙開発や極限環境での利用において、磁気コアメモリの特性が再評価される可能性もゼロではありません。

技術の歴史を紐解くことの意義

このプロジェクトは、現代の高速・大容量ストレージがいかにして発展してきたかを改めて認識させてくれます。過去の技術を理解することは、現在の技術の限界や将来の可能性を見出すための重要な手がかりとなります。この巨大なUSBドライブは、単なる奇妙なガジェットではなく、コンピューティングの歴史を物語る貴重な教材なのです。

画像: AIによる生成