ドワーフフォートレス、待望の「包囲攻撃アップデート」へ向けた安定性向上とバグ修正を実施!バージョン52.05リリース

ドワーフフォートレス、待望の「包囲攻撃アップデート」へ向けた安定性向上とバグ修正を実施!バージョン52.05リリース

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待望の「包囲攻撃アップデート」に向けて、人気シミュレーションゲーム「ドワーフフォートレス」はバージョン52.05をリリースし、安定性の向上と多数のバグ修正を行いました。今回のアップデートでは、ワールド生成や伝説モードにおけるクラッシュ、経路探索の問題など、ゲームプレイの根幹に関わる不具合が解消されています。

バージョン52.05の主な更新内容

安定性とクラッシュ修正

  • ワールド生成中に特定の容疑者を尋問する際に発生していたクラッシュを修正しました。
  • 伝説モードで、芸術作品が見つからない場合に発生していたクラッシュに対処しました。
  • ワールド生成において、親からの外見寄贈設定に関連する範囲外アクセス・クラッシュを解決しました。
  • 特定のマップでの建築建設に起因する経路探索の問題を修正しました。
  • マップブロック割り当てと経路接続に関連するその他の問題を修正しました。

ゲームプレイと機能改善

  • 射撃訓練を行うドワーフは、スタックの最後のボルトを使用するようになります。
  • 製粉ジョブにおいて、特定の植物を指定した作業指示が可能になりました。
  • 染色されたアイテムが不適切な輸出禁止を引き起こすことを防ぎました。
  • 作業指示で木材を指定した場合、実際に指定された木材が使用されるようになります。
  • 戦争や狩猟用に訓練された動物の徘徊行動を停止しました。
  • 串刺しになった武器を装備者がドロップできるようになり、アイテムがその場に残るようになります。
  • 一部のMODで鉱物が表示されない問題を修正しました。
  • スクリプトにおける盲目や壊死のアイテム能力に関する問題を解決しました。
  • ワールド生成の安定性が向上しました。
  • 素材初期化に関する問題が原因で発生していた予期せぬ問題を修正しました。

「包囲攻撃アップデート」への道筋

開発チームは、プレイ可能な「包囲攻撃アップデート」に向けて精力的に開発を進めており、包囲攻撃を行う敵(siegers)のメカニクスに大きな進展が見られます。これらの敵は、掘削、解体、建設といった行動が可能になり、これらのアクションは難易度設定で個別にオフにしたり、速度や傾向を調整したりできるようになりました。特に、トロルと盲目の洞窟オーガには、掘削能力を向上させる新しい「グレートピック」アイテムが追加されましたが、ドワーフよりも掘削速度は遅いままです。包囲攻撃エンジニアは、ブロックを使用して床や階段を建設できるようになり、これにより空中の経路を(ゆっくりと、そして脆弱ながら)移動できるようになります。さらに、ほとんどのモンスター級の包囲攻撃者は、跳ね橋や垂直の棒、その他の障害物を破壊し、時間とともに構築された壁や要塞を突破する能力も持っています。これにより、ウォーケイブドラゴンなどのクリーチャーも包囲攻撃に参加できるようになります。包囲攻撃者は引き続き罠に引っかかる可能性がありますが、エリアが危険すぎると判断された場合には、時間をかけて経路を調整できるようになりました。また、包囲攻撃軍は、熟練したユニットや改良された装備を持つユニットを連れてくることができ、指揮官もポップアップメッセージで強調表示されるようになります。

考察:安定性と拡張性への注力

今回のバージョン52.05は、ドワーフフォートレスが目指す「プレイ可能な包囲攻撃アップデート」に向けた重要な一歩と言えます。目に見える新機能の追加よりも、ゲームの基盤となる安定性の向上と、数多く報告されていたバグの修正に重点が置かれています。これは、今後の大規模アップデートに向けて、より堅牢な土台を築くための賢明なアプローチです。

特に、ワールド生成の安定性向上や、各種クラッシュの修正は、プレイヤーがより快適にゲームをプレイできる環境を提供します。また、作業指示の細分化や、染色アイテムの挙動改善など、既存システムの細かな調整も、ゲームプレイの質を高めるでしょう。

「包囲攻撃アップデート」に向けた開発が順調に進んでいることは、プレイヤーにとって大きな期待の要因です。敵AIの行動がより洗練され、プレイヤーが戦略的に対応する必要が出てくることで、ゲームの深みと挑戦性がさらに増すことが予想されます。今後のアップデートにも、ますます期待が寄せられます。

画像: AIによる生成